日本では、いまだに現金払いの習慣が多く、いろんな場面で多額の現金で支払う機会がまだまだありますよね。
財布の中に１０枚でもお札が入っているとパンパンになってしまいます。クレジットカードが普及してきていますが、この多額の現金を持ち運ばなければいけない習慣はいつまでも続くのでしょうね。
店舗が小さければクレジットカードの加盟店に入っていなかったり、クレジットカードのシールが貼ってあっても実際には使えなかったリ、１０００円以上でなければ使えないといったことはよくあることです。
このような日本の商い習慣では、根付きにくい部分もあるのかもしれません。
さて、そんな日本の店舗が、クレジットカードの加盟店に入るメリット・デメリットは何なのか考えてみます。
店舗が加盟店に入るメリット！
店舗が加盟店に入るメリットは、なんといっても高額商品を売ることができるということ。
お客の立場から見ると、たまたま立ち寄ったお店で、いつも探していた商品が置いてあったときに、手持ちの現金がなければ購入できないものが、クレジットカードを使うことで購入できるメリットがあります。
また、高額な商品でも、分割払いや、リボ払いを選択することで、一括で払うには高額な商品でも、購入することができるようになります。
つまり、店舗側にとって、クレジットカードの加盟店に入ることによって、より多くの商品をお客さんに買ってもらうことができるようになれます。
さらには、レジ担当のミスを防ぐことにもつながります。
店舗が加盟店に入るデメリット！
デメリットは、手数料を払わなければいけない点でしょう。加盟店は、クレジットカード使用量に対して４％から７％の手数料をクレジット会社に払う必要があります。
それだけの手数料を払うことになるので、それだけ利益が減ることになりますし、店舗側は、クレジット会社との契約により、手数料を消費者に負担させることができないようになっています。
現実の店舗の対応は？
現実に、多くの店舗がクレジットカード会社と契約を結んで加盟店となっていますが、シールが貼っていてもクレジットカードが使えなかったリ、VISAだけ、MasterCardだけ、もしくは、JCBだけ、すべてのカードが使えないといったお店もあります。
また、１０００円以上はダメ、といった独自のルールを用いて現金しか受け付けないという店もあります。
クレジットカードの加盟店になることで、クレジットカードをメインで使っているユーザーも取り込めるチャンスがあるんですが、いつまでも現金だけ取り扱っているところがあるのが実情です。
海外ではどうか？
海外では、基本的に１万円以上の大金を常に財布に入れておくなんてことはないです。
実際に、そんな金額を使う機会はほとんどありませんし、数百円くらいの買い物でも、クレジットカード、もしくは、デビットカードですべて行っています。
アメリカでは、現金で２０ドルも持っていれば、ほとんど事足りていましたね。他の国でも、小さな店舗での買い物で、その程度の金額があれば、十分に足ります。
逆に、額面の大きなお札を持っていると、入念にチェックされてお釣りがないなんてことも生じてしまうくらいです。
だからこそ、海外に行く際には、必ず、安心のできるクレジットカードを持っていく必要があるのです。
日本でも
日本でも同じような状況がありますよね。
例えば、タクシーに乗るときです。
現金が１万円しかなかった場合に、タクシー運転手は、クレジットカードを受け付けてくれることが多いと思います。
実際に、お釣りを持っていないこともありますし、お釣りがなくなるようなら、タクシー運転手は、営業所に戻ってお釣りを補充しなければいけません。
その時間と、ガソリン代を考えると、クレジットカードの手数料４％から７％を負担したほうが安上がりになりますし、会社の経費になりますからね。
経営陣側から見ても、クレジットカードを中心に使う顧客が取り入れられるので、クレジットカード支払いを受け付けているのです。
初めてのクレジットカードは！
日本国内・海外でも通用するクレジットカードで、初めての人のおすすめできるクレジットカードは、三井住友VISAカードのクラシックカードです。
年会費は１２５０円ですが、学生は無料になります。
また、海外旅行傷害補償もついているので、海外旅行に行く際にも安心して使うことができます。国内旅行傷害補償もつけたい場合には、クラシックカードAを申し込むようにしましょう。
以前と比べて日本国内でも、いろんなところでクレジットカードが受け付けられていますし、Apple Payなど、電子決済にも使えるようになりました。
賢くポイントをためて、クレジットヒストリーを積むうえで、特に、初心者の人は、信頼できるクレジットカードを作るようにしましょう。
