クレジットカードの盗難保険とは?

クレジットカードの盗難保険は、カードの盗難、紛失、カード情報が盗まれて、不正使用された場合に効果を発揮する保険です。どのクレジットカードにも必ずつけられていて、最近では、インターネットでの不正使用にも対応してきています。

 

補償対象は、不正使用が発覚しカード会社へ届け出た日から60日前までのものです。

 

注意しなければならない点は、クレジットカード情報を盗まれてから、クレジットカードを使用され、明細が送られてきて初めて不正使用が発見することができるので、明細を見たときには、すでに30日以上たっているということです。

 

紛失、盗難、不正使用に気づいたときには、すぐにクレジットカード会社へ連絡をして、クレジットカードを使用できない手続きと再発行の手続きをする必要があります。

 

この保険があるから、安心してクレジットカードを使うことができるし、持ち運ぶことができるんです。

 

そんなシッカリと保証されているように見える盗難保険なんですが、盗難保険が適用されないケースもあることにも注意が必要です。

 

盗難保険の落とし穴!

クレジットカードの盗難保険が効かないケースは、

1.正しい暗証番号を入力して認証した場合
2.配偶者や子供など親族が使用していた場合
3・友人が使用した場合
4.クレジットカードの裏面にサインをしていない場合

があります。暗証番号は、本人しか知りえない情報のため、暗証番号を入力して使われたものに関しては保証対象外となっています。

 

特に、キャッシングは暗証番号が必要なため、キャッシングされた場合には保証されません。

 

また、家族や友人が盗難して使った場合にも保証されません。本人が同意しているかどうかの判断がつかないためです。

 

利用規約にも、クレジットカードを他人へ貸与することは禁じてありますし、本人しか使えないものなので、保証されなくなります。

 

また、クレジットカードの裏面にサインをしていない場合に、盗難にあって勝手に使われた場合に保証されません。

 

そもそも、クレジットカードは届いたら、裏面に名前を書かなければいけません。名前を書かずに盗難にあってしまうと、勝手に名前を書かれて使われてしまう可能性が高くなり、保証はされません。

 

クレジットカードは届いたらすぐに裏面にサインをしておかなければいけないのです。

 

クレジットカードの紛失・盗難にあった時の対処!

クレジットカードを紛失したり、盗難にあったりした場合の対処は、経験していないとんなかなか自分では調べないものなんですよね。私も、クレジットカードを紛失したことがあり、その時になって初めて対処方法を調べました。

 

同じようなことが起きたときに参考にできるようにまとめておきます。

 

紛失・盗難・不正使用が判明した時の対処

クレジットカードの紛失や盗難、不正使用が判明したときには、すぐにクレジットカード会社に連絡をします。

 

自分でクレジットカードがないことに気づくこともありますし、クレジットカードの明細がきて初めて判明することもあります。

 

クレジットカード会社へ連絡すると、すぐにクレジットカードを使用できないように手続きをしてくれます。

 

また、その後で、警察に被害届を出して、受理番号を手に入れる必要があります。警察に届けることによって、盗難、不正使用があったことの証拠となります。

 

その後、再度クレジットカード会社に連絡をして、警察へ届け出たことと、警察からもらった受理番号を伝えます。

 

この手続きをすることによって、不正使用された場合に、保険が適用されることになります。

 

その後は、カード再発行の手続きに入り、1週間から2週間後には新しいクレジットカードが手元に届きます。

 

実際に紛失、盗難にあった場合になって、どう対処するか知ることがほとんどだと思います。

 

正しい対処をして、保証をシッカリ受けるようにしましょうね。

 

不正使用の体験

クレジットカードの不正使用についても一度経験があるんですよ。その時には、ちょうど海外に長期で滞在していました。その時に日本の届けていた電話先へクレジットカード会社から不正使用の連絡が入ってきました。

 

詳細の確認をするため海外からクレジットカード会社へ連絡をすると、某家電量販店で私のクレジットカードが使われ、その確認をするために連絡をしてきたということでした。

 

もちろん、大阪で使うことができるわけもなく、その時点で不正使用が判明したわけです。

 

クレジットカードも自分で所持していたので、いつ、どのようにカード情報が盗まれていたかは全くの不明ですが、クレジットカードのセキュリティに安心できた事件でした。

 

まとめ

クレジットカードの盗難保険は、すべてのクレジットカードに備わっているので、安心してクレジットカードを使っていくことができます。しかし、ルールに従っていない場合に保証されない場合もあります。

 

クレジットカードの暗証番号は人に教えない、他人にクレジットカードを貸さない、クレジットカードの裏面にサインはしておく。

 

これらの点は絶対に守り、賢くお得に使用するようにしましょう。

 

また、不正使用が発覚したときでも、届けた日から60日前まで保証されるので、クレジットカードの利用明細はマメにチェックをするように心がけることが大事です。